そもそも、新しい職場や、体験したことのない場面に直面すると、
凍りつく。
笑顔を!と言われても、
無理だ。
真剣なんだから、
真面目に捉えているんだから、
笑顔は、
無理だ!!
と、思う。
でも、
されど、
あえての笑顔を、
どうやったら作り出せるか。
それを考えてみた。
一つ思いついたのは、
息子のふざけている姿を思い起こすことだ。
わが息子は、6歳で、まだまだ正直あどけなくてかわいい。そいつが、多少えげつない冗談を言っても、みている方は、えげつない笑顔にはならない。ちょうど良い満面の、湧き上がる笑顔になる。
。。。。ということに、ある朝気づいた。
出勤、登校前のピリピリ時間に、息子がしょーもないことを言った時に、笑顔になっている自分がいた。
それから、
おっさん上司にも、
先輩にも向かった時に、
もしこの姿を息子が真似ているとしたら。
と考えてみた。ウケる。
この手はかなり笑顔ができる。
もう一つは、
大変お世話になった患者を、思い出した瞬間。
その方は少なくとも、わたしの笑顔を待っていてくれたことを思い出す。一緒に泣き、一緒に笑い、その方は、私と笑うことを望んで、あの辛い日々に、わたしを呼び出してくれた。
亡くなられた方の力というのは凄い。
彼の方に届かせられるのは、笑顔しかないだろうと思える。
あとはただただ
わたしを心配してくれる方々の笑顔だ。
その方々は、
わたしが懸命な時もずっと待っていてくれ、
応援してくれるぎ、
わたしの笑顔を本当に望んでいる。
そういう事実があるってことを
忘れないでいられたことに感謝する。
さいごに。
笑わなかったあのこが、
一度は、命を捨てたあの子が、、、
あの子の笑顔に望みを置いて、おいかけて。。
ちょっとだけでも、一緒に笑えたあのときも、
忘れたくない。
と思いだす。
わたしのポケットの中にある
そういう笑顔に、
触れながらいけば、大丈夫!